廃校リノベーション
「廃校リノベーション」は、広島県の中山間地域を舞台に開幕されたイベント『ひろしま さとやま未来博2017』(2017年3月~11月に、自然あふれる山々や川、海、生い茂る森など、豊かな自然をすぐそばに感じることができる里山の魅力を再発見し体感するイベントとして実地された)のシンボルプロジェクトとして行われました。
このプロジェクトに、庄原市八鉾自治振興センター(旧小鳥原小学校)が選ばれ改修されました。
建築後62年目を迎える 旧小鳥原小学校の、昭和の雰囲気漂う木造建築を活かした新たな価値の創出による使用用途の拡大を目的に実施されました。
改修工事は、2021年開催東京五輪の新国立競技場を設計した世界的な建築家である東京大学教授“隈 研吾氏”の監修で行われ、旧小学校校舎が多くの人が集う拠点施設へよみがえりました。
→クラウドファンディングサイト”readyfor”のサイトはこちら
改修工事にあたり、どのような施設にしたいか、どのような活用方法を行うかなど、平成28年10月~11月までの2ヵ月間に、延べ4回のワークショップを行い検討しました。
・第1回目 10月 1日 参加者33名(地域外の方23名、地域住民10名)
(内容)・改修前の施設見学 ・アイデア出しや意見交換
・第2回目 10月29日 参加者35名(地域外の方26名、地域住民 9名)
(内容)・回収のアイデア出し ・ポスター作り
・第3回目 11月13日 参加者28名(地域外の方20名、地域住民 8名)
(内容)・デザインを深める ・参加者との関わり
・第4回目 11月27日 参加者31名(地域外の方23名、地域住民 8名)
(内容)・デザイン案の発表
1.設計者 2021年開催予定、東京五輪の新国立競技場を監修した東京大学教授「隈 研吾氏」
2.改修部分 ①校舎外側へ木製のオープンデッキ設置
②校舎2階の教室 (木造建築を活かし、更なる価値を創出して使用用途拡大)
3.工事期間 平成29年10月 ~ 平成30年1月末
4.その他 建物改修部分は専門業者にて実施
装飾等は、ワークショップ参加者や一般の方とDIYで実施